2009年01月17日

アンドリュー・ワイエス氏ご逝去

 すでに存知のことと思いますが、米国現地時間1月16日 早朝、ワイエス氏はご自宅でご家族に見守られながら亡くなられました。本日未明、ワイエスオフィスから訃報が届きました。丸沼芸術の森の須崎勝茂代表も大変ショックを受け、深い悲しみの中にいます。昨年末体調があまり良くないと聞いておりましたので案じていましたが、こんなにも早くご逝去されるとは思いもよりませんでした。本当に残念でなりません。

 昨年のBunkamuraザ・ミュージアムで放映されたビデオで、孫のヴィクトリアと元気そうに談笑していたワイエス氏が瞼に焼き付いています。先に逝かれたたくさんのモデルたちや優しかったご両親がお迎えに来られたのかもしれません。 ワイエスはいなくても彼の魂と作品が、これからも多くの感動と癒しを私たちに与えつづけることでしょう。

 ワイエス一家のギャラリーのあるBrandywine River Museum ではワイエスの人生と偉業を称える催しが執り行われるそうです。今年のフォーラムでは、私たちもワイエスを偲んで、追悼の場を持ち、皆様とともにワイエス氏のご冥福をお祈りしたいと思います。 合掌    
posted by blueberry at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
アンドリュー・ワイエス氏の訃報を聞き大変驚いています。昨年、ワイエス氏が90歳とは思えぬお元気そうなポートレートを見せていただいていましたし、今も制作の日々を過ごされていることに感動していたところでした。
ワイエス氏はゆったりとした海からの風を受ける窓辺から空に消えて行きました。あとには静かにカーテンが揺れています。私の心の中にずっと揺れ続けています。ご冥福をお祈りいたします。
Posted by 中川寛峰 at 2009年01月18日 18:00
アメリカペンシルベニア州にあるブランデーワイン・リバーミュージアムにはワイエス親子3代の作品を常時展示しています。ワイエスを慕う多くの人々が訪れることで有名ですが、このたびのワイエス氏の訃報に接したファンがすでに200人以上も美術館のブログに弔慰を寄せています。
 ワイエスに対する思いは熱く、「ワイエスはそこにいなくても、絵から彼の魂を感じることができる。彼は神業で描いている。誰もが慕うアメリカの尊い画家、私たちの愛すべきアンディ」等々、本当にワイエスは人々の心にそっと寄り添って優しく、温かく包んでいるような気がします。 

「海からの風」を見るといつも「追憶」という言葉が思い浮かびます。たぶんあのあせたエンジ色の、風になびくレースのカーテンが遥か彼方を感じさせるのでしょう。 ワイエスはこの夏メインの風になって吹き渡っているかもしれませんね。
Posted by Blueberry at 2009年01月20日 00:22
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