寒中御見舞い申し上げます。きょうは小正月です。遅ればせながら、本年もよろしくお願い申し上げます。
正月明け早々に、愛知県美術館でアンドリュー・ワイエス 創造への道程展が幕開けいたしました。1995年以来のビッグなワイエス展で愛知県の皆様をはじめ隣県のワイエスファンには待望の展覧会になることでしょう。
昨年、この巡回展のスタートとなった東急Bunkamura ザ・ミュージアムでは、期間中75,000人の観覧客に恵まれたそうです。関係者の予想をはるかに超えたことに驚きました。昨年末はアメリカで生じた巨大経営破綻の余波が日本にも押寄せ、世間は明るい話題が遠のきましたが、ワイエスは私たちに寄り添ってくれたようです。
ワイエスは、アメリカのツインタワーが崩落した時に、息子のジェイミーにNYの現場を見てきてほしいと言い、人々の嘆き悲しみを想い、「こんな時にこそ美術や音楽が癒しになる、美術館や音楽会に出かけてほしい」と言われたそうです。
美術館のスタッフによりますと、館内は多くの人々が観覧していたにもかかわらず、静寂があり、絵の前に立ちつくし、まるで絵と対話しているような光景がたびたび見られたそうです。絵を通してワイエスと魂の交感が出来たことと思います。 名古屋でもまた感動の瞬間に出会えることでしょう。
2009年01月15日
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