2016年07月23日

ワイエス展ー豊橋市美術博物館

7/16(土)から愛知県豊橋市美術博物館でアンドリュー・ワイエス水彩素描展「息づく風景、オルソンハウスの物語」が開催中。

初日には米国からワイエスの専属修復家ーローレン・レイ・ルイス氏が「私が知る、アンドリュー・ワイエスを魅了したもの」という記念講演がありました。ご本人がモデルにもなったことがあり、ワイエスの制作を4日間観察できたという貴重な体験や、専門家としての視点から技法についての詳しい解説は大変興味深く、新たなワイエスの魅力を知ることとなりました。

この展覧会では、ワイエスが約30年間描き続けた北米メイン州のオルソンハウスとそこに暮らした姉弟がモチーフになっていて、画家が瞬間を描きとめる技法という素描と水彩115点は観る者を惹きつけます。

第5展示室には水彩画ー「オルソン家の墓地」と素描ー「クリスティーナの墓」が展示されています。この二つの絵は後に大変興味深いエピソードを生み出しました。ワイエスは自身をオルソン家の墓地に埋葬して欲しいという遺言を残したのです。それを受け、息子ジェイミー・ワイエスが父の墓標を絵に描かれた墓標とそっくりにオルソンハウスが見える位置に建立しました。その理由をジェイミーワイエスが次のように語っていました。「メイン州で見られる古い墓標が父の好みだと知っていたので同じものにしました」

ワイエスの魂が感じられるこの展覧会を是非ご堪能頂きたいと存じます。
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米国、デンバー美術館 ワイエス父子展

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2015/11/8〜2016/2/7 米国、コロラド州、デンバー美術館で、ワイエス父子の展覧会[Wyeth: Andrew and Jamie in the Studio]が開催され、丸沼芸術の森コレクションからは『クリスティーナの世界』習作など3点が展示され、この展覧会の主要作品となっている。会期前日に催されたオープニングイベントに出席した。これを企画担当した学芸員、Timothy Standring氏が準備に約5年間もの歳月をかけたというだけあって、これまでのどのワイエス展の展示よりも優れていると感じた。
 展示室ごとに設けられたテーマは、父子で描いた同一の風景、互いを描いたポートレート、未発表作品、貴重な資料など観る者を飽きさせない工夫が随所に凝らされ、展覧会全体をさらに興味深いものとしていた。
また、息子Jamieがオープニングに来場し、講演やギャラリーツアーで終始笑顔で話し、時折ジョークで会場の笑いを誘っていたのが印象的だった。
「幼い頃から私は祖父N.Cワイエスの作品が好きだった。祖父が描いていた物語の挿絵には夢を感じた。しかし父はいつもカラスや鳥の死骸を側に置いたり、暗い作品ばかり描いていていやだった」とJamieによる話を聞き、彼の画風が祖父に似ていることが納得できた。
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2014年12月15日

NGA ワシントンナショナルギャラリーワイエス展終了


今年5月4日〜11月30日、約半年間開催されたアンドリュー・ワイエス展が成功裡に終了した。「Looking Out, Looking In」というテーマで、ワイエスが描いた窓が60点展示され、丸沼芸術の森ワイエスコレクションから、「海からの風」の習作10点が展示された。今回の展覧会に必要不可欠な習作群として大変注目を集めた。
オルソンハウスシリーズの中でも傑作と言われるこの作品は、ワイエスが3階の窓を開けた時、海からの風にフワーと持ち上げられたレースのカーテンに繊細に編みこまれた鳥たちが、まるで舞い上がっているように感じ描いたという。 ワイエスが髪が逆立つほどにエモーションを感じ急いでスケッチしたという第一構想から展観された。
期間中の観客は約44万人、10年来の記録になったとNGAのスタッフから報告を受けた。米国立の美術館であり入場料は無料ということもあるが、国民的画家と言われるワイエスの人気の高さを感じた。

今回の展覧会で日本から出品したことで、丸沼芸術の森コレクションのみならず須崎の若手作家支援活動にも関心が寄せられ在米大使館や朝日新聞ワシントン支局からも取材を受け国内外で記事となった。また、ナショナルギャラリーで活躍している日本人スタッフにはこの半年間様々な面でご協力頂き感謝している。
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2014年10月08日

アンドリュー・ワイエスのスタジオがアメリカ合衆国歴史的建造物に指定

アメリカメイン州のワイエス研究家、シャーリー・ステンバーグさんから嬉しいニュースが届きました。
10月6日、ペンシルバニア州チャッズフォードにあるワイエスのスタジオだった建物が National Historic Landmark に指定されたというものです。
http://artdaily.com/news/73410/Andrew-Wyeth-Studio-designated-National-Historic-Landmark-by-the-National-Park-Service#.VDQqWQAOYmA.email

私は今年4月末、タイミング良くスタジオを訪ねることが出来ました。現在はブランディワイン・リバーミュージアムが管理し、ワイエスが68年間絵を描いた道具や家族の写真などが展示され当時を想像できます。このスタジオで、ワイエスはカーナーシリーズやヘルガシリーズ、チャッズフォードの冬景色を描きました。
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2014年07月25日

丸沼芸術の森図書館&ワイエスセンター夏季休館(7/23〜8/13)のお知らせ

猛暑の日々ですね。皆様如何お過ごしでしょうか。
お知らせがございます。毎週水曜日に開館しています丸沼芸術の森図書館&ワイエスセンターは、
7/23〜8/13 夏季休館とさせていただきます。8/20〜開館致しますのでよろしくお願いいたします。

お陰さまでワシントン・ナショナルギャラリーで開催中のワイエス展『Looking Out, Looking In』は大変好評のようです。2週間毎に記事が送られてきます。ご興味のある方は以下のウェブサイトをご覧ください。

Hello,
Below and enclosed, please find recent clippings for Andrew Wyeth: Looking Out, Looking In. Please feel free to contact me should you have any problem with the attachments.

Major Newspapers:

Narrow Windows, Bruce Cole, The Wall Street Journal, July 15, (circ. 2,096,169).
http://online.wsj.com/articles/narrow-windows-onto-andrew-wyeths-career-1405374427

Regional Newspapers:

Window into Wyeth, Gary Tischler, Washington Diplomat, July 2014, (circ. 31,778).

Wyeth’s Windows Meant to Awaken Viewer’s Emotions, Ginger Levit, Antique Week, July 7, (circ. 32,864).
http://images.burrellesluce.com/image/6297U/6297U_4275

Magazines:

Quiet American, Kevin Conley, Town & Country, August 2014, (circ. 455,059).

TV/Radio:

The Bob Edwards Show, XM 121 / SIRIUS 205 and Public Radio International, July 16.

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2014年03月11日

アンドリュー・ワイエス展/ワシントン・ナショナル・ギャラリー

この春、アメリカ合衆国国立美術館、ワシントンのナショナルギャラリー・オブ・アートでワイエス展が開催されます。丸沼芸術の森コレクションから「海からの風」習作など10点が展示されます。
ご興味のある方は、下記のホームページをご覧ください。

http://www.nga.gov/content/ngaweb/exhibitions/2014/andrew-wyeth.html

このナショナルギャラリーは1937年、銀行家アンドリュー・メロンが、美術館設立のための基金と、自身の美術コレクションを連邦政府に寄贈したことに始まる。1941年に大理石造の美術館が完成し、1978年には現代美術展示のための新館が完成している。メロンは、財務長官、駐イギリス大使なども務めたが、駐イギリス大使としてロンドンに滞在中、ロンドンのナショナルギャラリーを参観。母国アメリカにも同様の国立美術館を造りたいとの夢を実現させたものである。誰でも入れる美術館を目指し、開館より入場無料。
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2013年11月01日

<丸沼芸術の森美術図書館&ワイエスセンターオープニング>



10月26日午後1時30分〜丸沼芸術の森敷地内で建てられた丸沼芸術の森美術図書館とアンドリュー・ワイエス資料館―通称ワイエスセンターがオープンしました。当日は台風27号の影響で風雨が心配されましたが、午後にはすっきりと晴れ上がり多くの方々のご来訪に恵まれ、賑やかな楽しいオープニングになりました。

先ずは須崎勝茂代表の挨拶に始まり、須崎夫人のフルート演奏(ワイエスが愛したバッハのサラバンド)、ボランティア代表佐藤秀夫氏のご挨拶、ワイエス学芸員の中村の作品解説(ワイエス作品5点)がありました。

その後、移動して展示室でティパーティ、乾杯の音頭をボランティアの木下昌晴氏がされ、この開設までの準備に携わったボランティアの皆様も紹介しました。丸沼ベイカリー、パンやこっぺの内海パティシエが焼いたブルーベリーマフィンや数種類のパンがたくさん振舞われ、美味しく和やかなパーティになりました。

今後、図書館とワイエスセンターは毎週水曜日に開館し、ボランティア2名が常駐する予定です。
どなたでも入館して図書を閲覧出来ます。貸し出しはいたしておりません。

・開館時間: 10時〜3時 ・昼食は近くに焼きたてパンを販売するパンやこっぺと人気のお蕎麦の「かつみや」があります
・アクセス: 詳しくは丸沼芸術の森のホームページをご覧ください。芸術の森入り口右側の建物です。
・連絡先 : 電話 048―456−3502
・尚、事情によりやむなく休館する場合があります。事前にお問い合わせ頂けましたら幸いです。
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2013年10月14日

丸沼芸術の森美術図書館、丸沼芸術の森ワイエスセンター開設のご案内

  丸沼芸術の森美術図書館、
  丸沼芸術の森ワイエスセンター
    〜開設のお知らせ〜

          
拝啓 清秋の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、かねてより計画中でありましたワイエスセンターと美術図書館が丸沼芸術の森敷地内に完成し、開設の運びとなりました。この建物は丸沼芸術の森が所蔵するアンドリュー・ワイエスコレクションの関連資料と須崎が長年収集した美術関連図書が閲覧できる場所として開放いたします。
丸沼芸術の森がワイエスのオルソンシリーズ238点を入手後約15年が経ちました。この間国内外での展覧会は20館、丸沼芸術の森ワイエス展は10年間続けることが出来ました。これはひとえに皆様のご支援、ご協力の賜物と感謝いたしております。
今後は、日本におけるワイエスセンターとしての役割を担い、さらには美術を愛する皆様が折に触れこの小さなスペースを訪れ、安らぎのオアシスとなるよう努めてまいります。
ご紹介を兼ねて下記の通りオープニングを予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。                                           敬具  

                                   平成25年10月10日
                                 丸沼芸術の森主宰  須崎勝茂
                                 ワイエス担当学芸員 中村音代
                                 ボランテイア代表 佐藤秀夫
                                 ボランティア副代表  青木節子

                    記

<オープニング>
日時:10月26日13:30〜17:00 (午前中:月例美術鑑賞会〜“ベン・シャーン” 解説:猪越 )
場所:丸沼芸術の森ワイエスセンター&美術図書館
連絡先:090-6197-5115 携帯メール:blueberry.920-26@ezweb.ne.jp (中村)
丸沼芸術の森展示室: 048-456-2533, 048-456-3502 (猪越)

*尚、この施設はワイエスボランティアをはじめ美術を愛する皆様によって運営されます。 当面毎週水曜日に開館する予定です。当日ご都合のつかない方は水曜日にお訪ね頂ければ幸いです。

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2013年04月14日

茨城県近代美術館 ワイエス展&丸沼芸術の森アトリエの作家たち展

3/27 茨城県近代美術館で、復興全面支援としてアンドリュー・ワイエス水彩・素描展、同時開催に丸沼芸術の森アトリエの作家たち展がオープンしました。その模様は以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://plaza.rakuten.co.jp/momaibk/diary/201303280000/

美術館の担当学芸員をはじめ、スタッフの皆さんがあらゆる面でこの展覧会に寄せる期待が強いのを感じました。当日は丸沼のワイエスボランティア28名がバスツアーで駆けつけ、オープニングを盛り上げてくださいました。 いつも温かいお気持ちに感謝です。
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